不動産を売却する

契約書にサインする

景気の影響を大きく受けるものの一つに不動産があります。失われた20年と言われたデフレ時代には、不動産の売却価格は長きにわたり下降線をたどってきました。これは、地方都市だけではなく都市部も含め全国的なものでした。ここ2、3年でようやくこの傾向も脱却しつつあり、まず都市部での不動産の売却価格が上昇してきました。2020年のオリンピック効果もあり、関連する地区の不動産価格の上昇は顕著になっています。このことが、徐々に地方都市にも波及しつつあり、地方都市の一部でも上昇傾向がみられています。このまま一定の物価上昇が継続すれば、デフレから完全に脱却することになり、不動産の売却価格も全国的に緩やかな上昇傾向に転じる予定です。

日本ではバブル崩壊までは、土地神話があり、不動産価格も上昇するものと考えられていました。バブル時には、現在の数倍に及ぶ価格で不動産を取引をされることも多く、その反動とデフレの影響で、その後の売却価格は大きく下落することになりました。ようやくデフレ脱却の時期をむかえ、徐々に下落から上昇へ転じていますが、将来的には、少子高齢化により人口減少が想定されているため、過去のように全国どの地域でも売却価格が上昇していくことはないでしょう。人口が集中する都市部や地方都市の一部の不動産はゆるやかに上昇する傾向が想定されますが、その他の地域の不動産では、人口減少により緩やかに売却価格が下落していくと想定されています。